優良派遣事業者認定取得で
派遣企業へのイメージ払しょくへ

リーマンショック以降、世の中から「労働者派遣業界に対してマイナスなイメージがある」と、多くの派遣事業者が感じていたと思います。そんな中、当社としては、お客様やスタッフさんに安心してご利用いただけるよう、適正な事業運営を行っている派遣事業者であることを証明したいと考えていました。厚生労働省が優良派遣事業者認定制度を設けていることを知り、当社の取り組みや姿勢を対外的に示せる絶好の機会だと考え、認定取得を目指すことにしました。
属人化していた対応を会社全体の統一ルールに

認定準備に向けて、まずは審査項目の確認から始めました。すでに取り組めている項目が多く安心した一方で、会社の制度やルールとして明文化されておらず、社員一人ひとりの経験やスキルに頼っている対応もありました。
そこで、それらの属人的になっている可能性の高い取り組みを、会社全体で共有できる統一ルールに落とし込む作業を行いました。全社員が自分の担当業務の大事なポイントを洗い出しながら、資料やマニュアルの作成を進めていきました。
日頃、コミュニケーションが少なかった他部署の社員と関わる機会もでき、組織としての一体感が高まったと同時に、日頃の取り組みを改めて振り返りながら、会社として統一する基準を決め、誰もが対応できる仕組みに変えていけたことは、大きな収穫でした。
不安があった災害時対応も認定基準に沿って強化

優良派遣事業者認定の準備では、当社で行っている取り組みについて十分ではない点があれば、適正な水準に合わせて強化できるという点も、大きなメリットの一つでした。
以前、能登半島地震発生時に、被災された石川県の派遣企業が大変なご苦労をされたという話を聞いたことがあり、当社としても災害発生時の安否対応や準備が十分にできているかといった点には懸念がありました。
認定取得準備を通して、災害発生時に派遣会社として対応すべきポイントや仕組み、内容についても、高い基準に沿って整備・強化することができ、大きな安心につながりました。
会社としての対応基準ができ、新人教育やトラブル対応も明確に

こうしたプロセスを経た取り組みは、「審査認定を受ける時だけ徹底しよう」という一過性のものではなく、会社としての基準やルールとして自信を持ち、継続的に行える内容になりました。審査の際も「審査を受ける」というよりは、「私たちの仕事内容を客観的に見てもらう」といったスタンスで臨むことができました。基準をクリアし、合格認定取得の連絡をいただいたことで、自分たちの業務に対する確信を持つことができました。
これまでになかったルールやマニュアルができたことで、新しく入社した社員に業務をレクチャーする際も、なんとなく経験則で教えるのではなく、「これがキャリアプラスとしての基準です」と分かりやすく伝えられるようになりました。

また、業務において何らかのトラブルが発生した際も、以前は社員ごとに対応内容が異なりましたが、現在はベテラン社員も新人も全員がマニュアルに沿って同じように対応できるようになり、営業活動においてもスタッフさんとのやり取りにおいても、再現性が生まれました。
認定取得で高い信頼を獲得し、ビジネスチャンスも拡大

認定取得の大きな目的の一つであった、「当社は安心してご利用いただける派遣会社である」という点のアピールについても、大きな効果がありました。自分たちで「当社は良い派遣会社です」と言っても、証明が難しい面もありますが、ホームページや名刺、看板などにも優良派遣事業者認定マークを掲載することによりアピールできるようになりました。
お客様から「他の派遣会社と何が違うのか」と聞かれた際にも、「厚生労働省が定める高い基準をクリアしている企業である」という事実や、「全国で認定を取得しているのはわずか120~130社しかない、希少性のある優良企業である」といったポイントをお伝えすることで、当社の事業体制を説明しやすくなっています。認定取得の大きな目的の一つであった、「当社は安心してご利用いただける派遣会社である」という点のアピールについても、大きな効果がありました。自分たちで「当社は良い派遣会社です」と言っても、証明が難しい面もありますが、ホームページや名刺、看板などにも優良派遣事業者認定マークを掲載することによりアピールできるようになりました。 お客様から「他の派遣会社と何が違うのか」と聞かれた際にも、「厚生労働省が定める高い基準をクリアしている企業である」という事実や、「全国で認定を取得しているのはわずか120~130社しかない、希少性のある優良企業である」といったポイントをお伝えすることで、当社の事業体制を説明しやすくなっています。 特にコンプライアンス面で高い信用をいただけるようになり、新規のお客様へのアピールにもつながりました。また、国や県の入札では、認定取得企業であることが入札条件となっているケースもあり、ライバル企業との差別化という面でも大きな効果を感じています。スタッフさんの登録時には、就業開始後のフォローもしっかり行う会社であることも最初に伝えられるため、企業様にもスタッフさんにも、安心してお付き合いいただくための土台ができたと考えています。
特にコンプライアンス面で高い信用をいただけるようになり、新規のお客様へのアピールにもつながりました。また、国や県の入札では、認定取得企業であることが入札条件となっているケースもあり、ライバル企業との差別化という面でも大きな効果を感じています。スタッフさんの登録時には、就業開始後のフォローもしっかり行う会社であることも最初に伝えられるため、企業様にもスタッフさんにも、安心してお付き合いいただくための土台ができたと考えています。
社員一人ひとりが成長し、派遣業務に対するスペシャリストとしての意識が高まった
優良派遣事業者認定で求められる審査基準は非常に高いため、業務の片手間に簡単に取得できるような易しい認定ではありません。 全社員が自分の仕事を見直しながら取り組む必要があり、取得準備には多くの時間とパワーを要します。しかし、認定取得に向けて取り組む時間は、会社と社員にとって大きな成長機会になりました。
派遣業界で働くうえで、ただ“なんとなく”経験やスキルを重ねるのではなく、人材派遣のスペシャリストとして必要な水準として「どのような対応を、どのようなレベルで行うべきなのか」を明確にしながら、日々の業務に取り組めるようになりました。
社員一人ひとりの意識や仕事への向き合い方、モチベーションは確実に高まり、部門を超えて、会社全体でより良いサービスを提供しようという思いも芽生えました。
認定取得は、よりよい会社づくりはもちろん、働く人にとってもより良い環境やサポートを考えるきっかけにもなります。ぜひ多くの派遣会社に認定取得していただきたいと考えています。


