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事業に誇りを持って、その責任を果たすため、認証を更新。取り組みからおよそ6年、あるべき姿と進むべき道筋を追求。

株式会社ビッグアビリティ (本社 : 東京都渋谷区)
  • 取得年度: 30年度
  •  | 
  • 区分: 更新

プロフィール

株式会社ビッグアビリティ
(本社 : 東京都渋谷区)

事業内容
人材派遣/人材紹介/世界50カ国語の翻訳・通訳/各種事務処理請負/各種技術系請負/各種セールスプロモーション請負/各種研修請負
拠点
東京・神田/横浜/仙台
資本金
2,000万円
事業許可番号
・人材派遣事業 派13-010037
・人材紹介事業 13-ユ-010217

優良派遣事業者認定年度 平成30年度 取得

ポイント

1
『照一隅』を社是として。
「働く人々」が、この『照一隅」の存在となっていただけるよう取り組むとともに、「人」の尊厳を扱う崇高な事業であることに誇りを持ち、その責任を果たすため、思想理念に通じるところがある 制度認証を取得しました。
2
あるべき姿と方向性。
派遣会社としての姿と道筋に共感し、この仕組みに取り組んで6年間、本当に良かったと思っていますし、我々大きくレベルアップ、成長ができたと考えています。
3
最大のメリットとは。
やはり大きいのは「統一化」。準備の過程でいままで見えていなかったことも確認・把握できるようになり、ルールや方法論等の統一化がはっきりとできました。
4
プレゼンスの向上。
取得しようと決めてからの準備によって、もう一度自分たちの業務、会社、社員、中をしっかりと見つめ直す、よいきっかけになります。結果的に認証が取れ、対クライアント、対スタッフに対するプレゼンスも高まり、大変よい認証だと思っています。

「照一隅」を社是として、この崇高な事業に誇りを持ち、その責任を果たすために。

当社は、1982年の創業以来、「照一隅」を社是として、「就業機会の創出を通して社会に貢献すること」を事業理念の中心に据え、人材に関わるさまざまなソリューションを社会へ提供し続けてまいりました。「照一隅」という言葉は、伝教大師最澄(767-822年)が国宝とは何物ぞ」と問われた時に答えたもので、「金銀、財宝は国の宝ではなく、自分自身が置かれたその場所を明るく照らす人こそが何物にも代えがたい国の宝である。」という意味がこの三文字に込められています。私たちは、「働く人々」が、この「照一隅」の存在となっていただけるよう取り組むとともに、「人」の尊厳を扱う崇高な事業であることに誇りを持って、その責任を果たすことに努めています。
この優良派遣事業者認定制度についても、体系的に整理をし、日々運用することで、多くの派遣スタッフの方々の仕事と生活という直接的にその尊厳に関わることに対して、お役に立つことができる、また、派遣先の事業活動にもお役に立てていることの証だと思っています。またこの認定制度を通じて、こうした崇高な事業に携わらせていただいているということを、あらためて認識させていただいたと思っています。

 

競合との競争が厳しくなるなかで、差別化のため、法令改正へのスムーズな対応を図るため、設定を更新。

派遣会社は中小の企業が中心で、今後ますます競争が厳しくなっていくだろうと考えています。そんななかで、外部から認定を受け、客観的な評価を得られるということは、迷わず取得すべきだと判断しました。
制度が始まった初年度に取得を検討したのですが、当時本社の移転等と重なり1年見送る事となりました。しかし2年目に取得したことで、前年度に認定を受けた事業者様の事例や情報を参考にさせて頂く事もでき、非常に参考になりました。
また、今回の更新については、労働関係法令の改正がもう始まっているなかで、認定を更新することで、当社の従業員もレベルアップと法改正への対応について、よい準備期間になるはずだということで、自然と「更新をする」という流れになりました。
新たに取り組むにあたっては、総務部門と、ホームページの運営をはじめとする、さまざまなシステム担当者が深く関わるチームをつくる必要があると判断し、新たに営業部門外のメンバーを増員しました。より実務に近いメンバーと、一緒に連携を取れるように取り組んだ、ということになります。

 

負担は少なくない。それでも、この仕組みに取り組んで6年間、本当によかった。

初回認定、そして更新認定と、足掛け6年位になるかと思います。実際に運用している営業担当者、営業アシスタント、それからコーディネーターの現場は大変多忙です。この81もの項目を体系的に整備して、日々運用し、記録し、エビデンスを残して、それをさらにチェックし確認するという作業というのは、少なからず負担が生じています。
一方で、優良派遣事業者認定制度という仕組みを支えている思想理念というのは、派遣スタッフの方ひとりひとりを大切にして、そして派遣先のお役に立つという、数字では現れにくいまさしく派遣会社としてあるべき姿、派遣会社として進むべき方向性を示しているのであろうと考えています。
負担は少なくはありませんが、この仕組みに取り組んで6年間、本当に良かったと思っていますし、我々会社も、社員も、取り組むことで大きくレベルアップ、成長ができたと考えています。

 

 

大きいのは、「統一化」のメリット。見えないところも、見えるように。

認定取得のメリットを細かく、具体的に見ていくと、やはり大きいのは「統一化」ということだったと思います。
本部の決まりごとが、各部門や拠点に均一に伝わっていなかったり、それぞれ独自のルールが作られてしまったりが少々ありました。しかし、認定を取得することによって、そのルールの統一化ができました。
例えばスタッフを管理するシステムがありますが、入力の方法が人によって違いました。認定取得の準備段階で、その事実も細かく確認・把握でき、統一するためのルールを定めたことで、スタッフの方へのフォローの充実等もできるようになりました。

 

業務の整理・合理化、部門間連携による双方の理解、法改正対応など、メリットは多数

認定取得の準備を通じて、業務の整理、合理化ができたということもメリットのひとつですね。認定取得に担当として関わることで、勉強しなくてはいけない法令のことに必然的に取り組むようになって、担当者それぞれのスキルアップにつながったと思います。
また社内、部門間の連携がなかったわけではありませんが、わからない・知らない部分も少なからずありました。認定取得準備で関わることが増えます。双方の理解を深めることにより業務の再整理などができた点は、メリットのひとつだと思います。
そして、これから働き方改革、同一労働同一賃金と、来年4月に向けていろいろな準備をしなければいけないなかで、認定を取得したことで、準備が進めやすくなりました。取り組みの方向性もどういうふうに持っていったらいいのか、スムーズな議論ができるようになっていると思います。他の認定制度などでは、是正等でやり直し申請が可能な制度もありますが、優良派遣事業者認定制度は、是正して再提出ということは原則できません。その緊張感は、やはり随分違うなと思っていましたので、無事取得できたと聞いたときは、正直ホッといたしました。

 

 

初回申請で得た経験を活かして、新たな工夫とバージョンアップも実現

初回申請時に、項目ごとにファイル分けをして、図で説明しやすいようにしたのですが、今回もその形式でいこうと決め、そのファイリングの仕方を、さらに綺麗に、工夫して、バージョンアップしました。
81項目の中で、ダメとは言わないまでも、手直しをしなくてはいけないものもあるなかで、大きく○・△・Xにして可視化しました。○のものは、もう完成形としてどんどん処理済みにし、ダメなもの、もしくはまだまだ不十分なものを、まず明確にするというのは、大変わかりやすく取り組みやすかったと思いますね。

 

 

自分たちを見つめ直す、よいきっかけに。中小になればなるほど、得られるものは大きい。

認定を取得しようと決めてからの準備を経験することによって、もう一度自分たちの業務、会社、社員、中をしっかりと見つめ直す、よいきっかけになったと思います。ひとつひとつの項目に応じて仕組みを構築する、運営していくことによって、結果的に認定が取れ、対クライアント、対スタッフに対するプレゼンスも高まっていくといった大変よい制度だと思っています。
社内整備、体系の整備という点、このメリットは、中小になればなるほど、享受できるものだと思っています。現場のモチベーションの向上、クライアントやスタッフに対する対応力に自信を持とうよ、という社内へのメッセージにもなります。認定取得されていない中小の派遣会社の皆さんにも、ぜひ積極的に検討していただきたいなと思いますね。

 

 

双方の連携がより一層求められる環境下でよりよいビジネスパートナーの関係を。

来年以降、同一労働同一賃金という新しい仕組みが入ってきます。派遣先と派遣元との連携がより一層求められる環境下で信頼できるビジネスパートナーをお選びいただく基準にもなると思っています。そういう意味では、この優良派遣事業者認定制度の資格を有している派遣元をまずしっかりとご検討をいただきたいですし、そういう企業と、よりよいビジネスパートナーの関係を築いていただきたいと考えています。
認定の更新を終えて、既に次の更新に向けて推進プロジェクトを立ち上げました。この認定の取得は、私たちが認定取得した時期以上に必要性が高くなってきていると感じています。この認定を受けた状況を維持し、次の更新に備えるためのアップデートを行うため、各営業部門・総務部門・コーディネート部門の2名ずつくらいで推進プロジェクトチームを立ち上げました。このメンバーがキーパーソンになって、更新準備と社内の全員のスキルアップにつなげる活動をしつつ、本当に来年に向けての働き方改革の法改正も乗り切っていこうと思います。