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派遣先、派遣社員、派遣元と、ウィン・ウィン・ウィンの関係に。新規取得、更新を通じてさまざまなメリットを得て、業績もアップ。

株式会社ヒューマンアイズ (本社 : 香川県高松市)
  • 取得年度: 30年度
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  • 区分: 新規取得

プロフィール

株式会社ヒューマンアイズ
(本社 : 香川県高松市)

事業内容
製造技能、生産技術部門の人材派遣/業務請負委託/有料職業紹介
資本金
1,000万円
事業許可番号
・労働者派遣事業 派37-300030
・有料職業紹介事業 37-ユ-300037
・AS9100認証取得(宝塚事業所)

優良派遣事業者認定年度 平成30年度 取得

ポイント

1
プレゼンスを高めるために
「派遣」そのもの、携わる会社のイメージ、バリュー、存在感や影響力をどうしたらもっと高めていけるのか・・・。優良派遣事業者認定を取得すること、「テコ」にすることで近づけると思いました。
2
ウィン・ウィン・ウィンの関係構築
初回の認定を取ってからの3年間、しっかりと信念を持って取り組んできた結果、派遣先企業、派遣スタッフ、派遣元側と、三者すべてにとってウィン・ウィン・ウィンの関係になれる基準を構築できました。
3
営業成果アップ!
「どこも一緒でしょ?」から「ちょっと違うんですね」という反応が目立つように。最初のスタート時点で一歩ステップアップした印象を得て、事実営業の成果にも現れてきている。
4
根付いた意思統一と継続心。
困難を乗り越えるためには、やはりモチベーションが必要で、そのためには、さらに「旗印」が必要。今回の認定取得通じて、意思統一ができ、継続心を根付かせることができた。

イメージ、バリュー、存在感や影響力…。どうしたら高めていくことができるのか?

当社の経営理念は、「人と笑顔がタカラモノ」です。それは、派遣元である我々も、現場で働いていただいている派遣スタッフの方も、何も変わりません。お互いの笑顔がずっと続くように、どうすれば「派遣」そのものや携わる会社のイメージ、バリュー、存在感や影響力といったものを更に高めていけるのかを追求しています。優良派遣事業者認定を取得することで、これを「テコ」に近づけると思いました。
いまから思えば、苦労したところはいろいろあったかと思いますが、コンプライアンスから始まり、社員目線だったり、お客様目線というところを再度見つめ直すきっかけにもなりました。今までやってきたことの成果、そしてそれをしっかりと活かしつつ、ブランディングや他社との差別化を図るために、ひとつずつ積み上げていくということに、最初は大変苦労した記憶があります。

 

信念を持って取り組み、基準をしっかり構築し、すべてにウィン・ウィン・ウィンの関係に。

当社には、10か所の拠点があります。そのすべての拠点で、同じ優良基準で人材派遣事業を行っています。初回の認定を取得してからの3年間で、しっかり信念を持って取り組んできました。その結果として、派遣先の企業様、派遣スタッフ、派遣元の当社と三者すべてにとってウィン・ウィン・ウィンの関係をしっかり構築できたと思っています。
初回取得から更新までの3年間は、身が引き締まる思いでしたね。更新することが大前提でしたので、エビデンスは、絶対重要だと思っていました。個の力量も大事ですが、集の力で、組織としてやる。やっただけではなくて、エビデンスもきちんと残す、そのエビデンスをまた後世に伝えていく。「継続心」を浸透させるということに力を割きました。その結果、組織の成熟にもつながり、業績がしっかり伸びたという実感があります。現場は、エビデンスが増えたことで、工数は割かれているかもしれませんが、会社としては、明らかにいい方向に進んでいると確信しています。

 

初回は「エビデンス」に苦労。更新は経験を活かした工夫で、イメージや評価も浸透。

初回は、すべての項目のエビデンスをきちんと収集・整理・構築することが、一番苦労したことだったと思います。更新のときは、いろいろと取り組んできたことが、この3年の間に少しずつ蓄積されて、同じ体制で臨むことや、やり方を変えて違うアプローチで臨んだりと、いろいろ工夫はしました。それがすべて「履歴」として、「経験」として、後の方たちに残していけるわけです。ひとつひとつ、こうした工夫の面で苦労したところはあるにせよ、きちんとできた、やってきたという自負や満足感はありますね。
「証」としていただいた認定マークは、当初から名刺に入れたり、サイトやお客様への提案書面等に入れて、アピールさせていただいております。派遣先企業様、派遣スタッフの方にも、この3年を通じて、イメージや評価もだいぶ浸透してきたのではないかと思います。

 

 

営業時の反応もよくなり、事実、営業成果アップも実現。

新規営業で派遣先の企業様を訪問させていただく際、いままでは、いろいろなご説明をさせていだいても「どこも一緒でしょ?」といった反応が多かったのですが、「当社は、実はこういう認定を持っています」と説明すると、「ちょっと違うんですね」という反応が目立つようになってきました。営業のスタート時点で一歩ステップアップした感じの印象を受けております。営業の成果にも、具体的な数字として現れてきていますね。当社には官公庁の入札案件はないのですが、例えば、金融機関や、行政の方や労働局の方のヒアリングで、「優良派遣事業所認定、お持ちですか?」と聞かれることが多くなった気がしますし、アピールする機会はいろいろありますね。当社は「派遣スタッフのために、きちんと取り組んでいます。」とPRできる、客観的で、重要なエビデンスになるものだと思います。もちろんソール類にも活用させていただいております。
当社には、営業用資料で提案導入書というものがあり、営業で初回訪問する際にお客様に持参して当社の紹介とご説明をします。その中にアピールポイントとして掲載させていただいております。
「優良派遣の認定も取得していますので、ご安心ください」と、熱意を込めて伝えたら、そのお客様が「じゃあ、御社にお願いします」と、大きいオーダーも実際にいただいたことがありました。それは自分の自信にもつながりましたし、本当に取得してよかったと実感するケースでした。

 

経験やノウハウ等をつなぐ「共通言語」。新卒採用への効果も。

当社には、長く務めてきたメンバーが多く、個人力が強みの管理職が多いです。本来は、その経験やノウハウ等を後輩社員に踏襲していくことはなかなか難しいと思いますが、この認定は、それを伝えていくツールにもなり得ますね。我々の商品・サービスは「無形」です。それをいかに伝えるか、共通言語になり得る仕組みともと言えます。
また、新卒採用の場面で、合同説明会や会社説明会を通じて、学生の皆さんにも話をする機会があります。業界の事などよく知らない事も多いのですが、優良派遣認定を取得している事を詳しく伝える事で、理解をしていただいて、「そういう安心できる会社に勤めたい」と、志望していただく学生さんも最近増えてきています。大変喜ばしい効果です。

 

 

取引先ごとの有給取得計画の策定に苦労。すでに時間外労働の管理体制を確立。

各拠点で、その取引先に応じた有休の取得計画を策定するのには苦労しました。当社の取引先は、日勤だけではなく、24時間・365日操業の工場もありますので、今は、法令に反しないように、改善できています。そこはかなり見直せた部分ではないかと思います。
また働き方改革のなかで、時間外労働についても厳しく問われるようになっており、今回の申請要件にも追加されており、大変苦労した点のひとつです。
全拠点、全派遣スタッフを派造先責任者の方や当社の管理スタッフがウイークリーでチェックを行い、それを全て本社の監査法務部で集約、決められた時間設定の中で残業が行われているかどうかのジャッジを行いました。もし、少しでも長時間労働、過重労働になっているスタッフがいた場合は、監査法務部がアラートを出して、即時で抑制をかけるという動きをしっかり根付かせています。法令を遵守体制はすでに整ったと考えています。

 

 

根付いた意思統一と継続新。優良派遣事業所認定制度が、ひとつの「旗印」に。

困難を乗り越えるためには、やはりモチベーションが必要で、そのためには、さらに「旗印」が必要かなと思います。管理社員も、現場にいるスタッフも、何が幸せかという追求の仕方で、そのひとつが今回の優良派遣事業所認定制度だったかと思います。意思統一ができたというのと、継続心ですね。ここが根付いたのが大きかったなと思います。
共通言語ができたというのは、やはりうれしいことですね。管理社員も、現場にいるスタッフも、みんな同じヒューマンアイズの人間です。残業規制も、有休消化も同様に、あとは退職、雑職を起こさないための体制をつくりたいという思いも根幹にあり、そこに関しては、今のところ大きな手応えを感じています。いろいろな苦労が報われたので、「審査通ったよ」という連絡を受けたときは、思わずウルっときてしまいました。

 

 

取得によって、企業はより一層太くなる、強くなることを実感。

今回、認定取得と更新を通じて、最初はできないと思うことも、案外やってみるとできるものだなと感じています。何かしらの軸というものができると、そこで人を呼んで、ルールというものができて、より集合体になって管理監督ができる。
すると、結果的に社員・スタッフの定着が良くなったり、いざ何かあったときにフォローができる体制構築ができます。生みの苦しみはあると思いますが、整えてしまえば、そこからは改善とかアウトプット、インプットがやりやすくなります。そういう意味でも、取得は、当然したほうがいいのではないかと感じます。
取得に向けた一連のプロセスのなかで、やはり「一致団結」ができます。また、チェックリストの各項目の基準と自社の状況を照らし合わせることで、自社の強みと課題が明確になります。派遣会社が多数あるなかで、1社1社個性の強い企業、「ウチはここが強みなんだ」という会社はたくさんあると思いますが、取得によって、より一層太くなる、強くなることができますね。これは私たちが経験して実感しました。